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LPO担当者なら知っておきたい!LPOベストプラクティス20選

今回はLPOを実施すると決めたけど何からテストしたらいいかわからない、という時に役に立つ「20のよくあるテストとベストプラクティス」をご紹介します。

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1. フォームの入力項目を減らす

フォーム最適化(EFO)は最も短期間でCVRを上げることができる施策です。

  • ふりがな
  • 郵便番号
  • 会社名
  • メールアドレス・パスワードの確認入力

など「最悪なくても困らない情報」はどんどん排除していきましょう。
この作業だけでお問合せ数が3倍になる事例も数多くあります。

2. 背景色とコントラストのあるボタンカラーに変更する

「緑色が1番CVRが高くなる」
「いや、緑色より赤色の方がCVRが高くなったぞ」
など色々な事例がみうけられますが、大切なことは2点。

  • ページ内で他の箇所に使われていない色を使用すること
  • 背景色とコントラストの効いた色を使用すること

こうすることでボタンを最大限目立たせクリックを集めることが出来ます。

3. スライドショーをなくす

スライドショーはユーザーが自分のペースでサイトを回遊することを阻みます。
あなたが「スライドさせてみてほしい写真」をユーザーが見たいとは限りません。
加えて、スライドショーのように「製作者がみてほしいと思うコンテンツ」はユーザーに無視されやすいです。

4. 安っぽい素材集を実物に変更する

Webサイトの役目は綺麗に見せることではありません。
ユーザーに何かのアクションを完了してもらうのがWebサイトの役割です。

そしてユーザーはWebサイトとではなく、あくまで「その現場で働く人」と取引をしたいと思ってアクションするものです。
そのため本物の社員、代表の写真を使用しましょう。

過去記事にて紹介した事例ですが、
素材集の女性写真を本物の代表の写真に変更したところ、登録者が35%増加しました。

関連過去記事: ランディングページ制作・最適化(LPO)時に犯してはいけない8つのミス

5. CTA(コール・トゥー・アクション)ボタンのテキストを変更する

ランディングページのボタン内テキストは
ユーザーがボタンをクリックすることで最終的にどんな嬉しい事が起こるのかを想像できるテキストが理想。

「お申込はこちら」よりも「お申込みして美肌を手に入れよう」、
「資料請求はこちら」ではなく「資料を読んでもっと製品を理解する」といった具合です。

下記の事例では
「Create My Account」(アカウントを開設する)から
「Create Account & Get Started」(アカウントを開設して早速使用する)という文言に変更したところ31.47%収益が向上しました。

change cta button texts

6. CTA(コール・トゥー・アクション)ボタンをファーストビュー内に設置する

ランディングページ内のボタンはユーザーがページを開いて何もスクロールしなくても目に入る位置に設置しましょう。
Unbounceの事例ではこのボタンの位置をページ上部に移動させただけでCVRが41%も改善しました。

7. 動画を設置する

あなたが文章や写真では伝わりにくい製品やサービスを扱っている場合、
2~3分の紹介動画の設置をテストしましょう。

Vidyardはサービス紹介動画をランディングページに設置することで
CVRが100%向上しました。(6.5%⇒13.5%)

8. ヘッドコピーを誰がみても伝わるように変更する

「短いコピーの方が読まれるし、しっかり書かなくてもみんなわかるでしょ」という気持ちを持っている方。
今すぐその気持ちは捨てましょう。
ランディングページのヘッドコピーを誰が見ても明快でわかりやすいものにすることで1人でも多くのお客様を説得できるページを作りましょう。

サプリメントを販売しているMOVEXAはヘッドコピー末に「Supplement」という単語を追加しただけで売上を89%増加させました。

add supplement

また、Bettingexpert.comはユーザーメリットを明確にヘッドコピーで訴求することで
登録者数を41.14%向上させました。

change headline texts

9. 緊急性を打ち出す

時間制限を設けた特典を打ち出しましょう。
そうすることで、今すぐアクションする動機をユーザーに与えることができます。
Simply Hikeは商品詳細ページ閲覧後、15分以内に購入したユーザー限定で翌日配達を提供しています。

10. 見やすいフォントで電話番号をヘッダーに挿入する

わからないことがあればいつでも電話できるという安心感をユーザーに与えることができます。

11. CTA(コール・トゥー・アクション)リンクをボタンに変更する

ページ内のCTAリンクは必ずボタンにしましょう。
下記の画像の左側のリンクがどこにあるかおわかりになりますか?

商品画像の真下にテキストリンクがあるのですが、これではひと目でリンクの存在を認識できないですね。
「買いたい」「申し込みたい」と思ったユーザーが何をすればいいかすぐにわかるサイトにしましょう。

change text links to buttons

12. 魔法の言葉「無料」を明記する

「無料」という1言をCTAボタンの付近に明記するだけでCVRが向上する事例はたくさんあります。
大切なことはボタンの近くに明記すること。
「ランディングページの上部で無料っていってるからボタンの近くには書かなくてもわかるでしょ」というスタンスではいけません。

SoocialはCTAボタンの横に小さな文字で「It’s free!」(無料です!)と追加しただけで28%のCVR向上に成功しました。

(事例紹介記事はこちら

add it's free

13. オファーのメリットを明記する

ランディングページやあなたのサイトには独自のセールスポイントがあるはずです。
そのセールスポイントはユーザーがすぐに理解できるように明記しましょう。
「私がこの製品/サービスを使うメリットってなんだろう?」というユーザーの疑問を解決するわけです。

下記のように先頭を目立たせた箇条書きのデザインにするとわかりやすいですね。

bullet lists

14. 「本物」のお客様の声を追加する

あなたのランディングページやWebサイトではこんな「お客様の声」の掲載の仕方をしていませんか?

山田 千葉県
このサイトが大好きです。販売しているドレスはどれも素敵です。

このお客様の声を見て、あなたは本物のユーザーからの声だと信じられるでしょうか?
「お客様の声」にはフルネームと顔写真を掲載して、しっかりと本物だとわかるものにしましょう。

testimonials

15. 受賞バッジを掲載する

あなたの企業や製品、サービスが何か受賞したことがあればそれを証明するバッジを掲載しましょう。
ユーザーからの信頼を得ることができます。
「【保存版まとめ】世界のABテスト・LPO事例33選」という過去記事にも事例をいくつか記載しましたが、安心感はWeb購買を促進する大きな要因です。

Webtogsは左サイドバーにバッジを追加したところCVRが72.05%向上しました。

add budges

16. バリュープロポジションを明確にする

あなたの会社、製品、サービスの差別化要因はなんでしょうか?
それはランディングページやWebサイトの明記されておりますでしょうか?

バリュープロポジションを明記することでユーザーに「競合ではなくあなたから買いたい」と思ってもらえるようにしましょう。
もちろんそのバリュープロポジションはWeb上だけではなく全てのマーケティング・チャネルで一貫しているべきです。

17. セキュリティ証明バッジを掲載する

あなたがインターネット上で何かを購入しようとしたとき、セキュリティが気になったことはありませんか?
それは他の方も同じです。
「15. 受賞バッジを掲載する」と関連しますが、セキュリティ証明書を掲載することでユーザーのセキュリティへの不安を払拭できます。

USCutterはセキュリティ証明書を掲載することでサイト全体の売上を11%有料検索ユーザーからの収益を52%、向上させました。

(事例紹介記事はこちら

18. ライブチャットを設置する

日本では導入事例が少ないですが、ライブチャットを設置することでユーザーは気軽に質問することができるようになります。
加えて、カスタマーサポート部隊もメールや電話に対応するより短時間かつ安価にお客様に対応できます。

ヴァージン航空はアップセルを行うためにライブチャットを活用しています。
実際に、ライブチャットを使用したユーザーは使用しなかったユーザーよりも15%も顧客単価が高くなりました
そして想像に容易いですが、ライブチャットを使用したユーザーは使用しなかったユーザーに比べて約3.5倍(23%)のCVRを記録しました。

(事例紹介記事はこちら

過去に「【Lucky Orange】たった10ドル!LPO用ヒートマップ解析の海外ツール」で紹介したLucky Orangeというツールであれば月額10ドルでライブチャット機能をWebサイトに設置できます。

19. 関連性の高い画像を使用する

もしページの見栄えを良くするためだけに画像を挿入していたら、今すぐその画像を変更しましょう。
画像はユーザーがあなたの製品・サービスを購入した際のイメージを想起できるものを使用するべきです。

Exact Targetはカンファレンス登録用のランディングページを制作した際に下記のように2種類の画像のA/Bテストを実施。
その結果、カンファレンスにユーザーが参加していることを想像しやすく、より臨場感のある下のバージョンの画像の方がCVRが40.18%も高くなる結果となりました。

change first views

20. 最安値を保証する

ユーザーは損をしたくないと思っています。
もしあなたがマーケットでの最安値で商品・サービスを販売しているならそれを明示・保証しましょう。

Best Buyは下記のように最低価格を保証する表示をしています。

low price guarantee

まとめ:よいテストを繰り返すために意識したい5つの事項

売上やリード獲得数を向上させる全てのLPO、A/Bテストは結局のところ

  1. ユーザーニーズとの関連性を高める
  2. わかりやすく、明確に説明する
  3. 購買や申し込みの障害を減らす
  4. 不安を払拭する
  5. 緊急性を提示する

の5点を強化する作業となります。

今回ご紹介したベストプラクティスはあくまで「大多数のページで成功した」事例です。

  • 「みんなが赤色ボタンがいいというからボタンは赤色に」
  • 「キャッチコピーは短いほうがいいというから短く」

といった思考を捨て、上記5点を意識しながらテストを繰り返す決意ができれば、LPOは8割成功したといえるでしょう。

※本記事はVisual Website Optimizerのケーススタディブログに掲載されているこちらの記事を意訳したものです。元記事では21のリストが紹介されていますが日本では試せないものが1つ含まれていたため本記事では20のリストになっています。

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